安城建築

社長BLOG 2019.10.24

水害

映画『天気の子』と昨今の異常気象(既に異常とは言えなくなっていますが・・)が妙に重なります。水害には無縁だと思われた超高層マンションの地下配電盤が浸水してエレベーターは勿論、住居の電気まで使用不能になりました。又、川崎市民ミュージアムでは地下収納庫に保管されていた貴重な展示品26万点が水没し膨大な被害が出ています。(そもそも貴重な展示品収納庫を地下に設けること自体が間違っていると思いますが・・・)

これから土地をお探しの方は少なくともハザードマップの確認は必須です。そして、既に浸水地域にお住まいでその土地にて建替えをお考えの方は高基礎(コンクリート基礎を高くする)にして可能な限り床を上げておくこと。そして万が一の事を想定し、小屋裏(2階の天井上)に上る収納階段と小屋裏から屋根に脱出する為に屋根には手動開閉型のスカイライトを設置することをお勧めします。尚、屋根上に登ることを考えると、最大でも屋根勾配は6寸以下(約31度)にする必要性があります。