現場に行く途中、大学の講堂らしき洋館を発見。既に使用されていない様子だが、堂々として美しく、実に格好いい。この建物に携わった技術者と職人に敬意を表したい。
同乗していた長男に、「この建物どう?」と訊くと、直ぐに「古いけど格好いい」と答えた。そして、「どうして今はこの様な建物がないの?」と。返答に少々戸惑った。
以前、高校生がホーロー看板を見て懐かしいと感じるという話しをこの日記内で書き込んだが、それと同様なのだと少々感動した。
昔の建物が時代を超えて美しいと思えるのは、見るひとの感性に心地よく響くものがあるからである
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充