当初2日間のハウステンボスのスケジュールが翌日には急遽、グラバー園に変更。グラバー園の西洋建築は昔の輸入住宅であり、我々の仕事のルーツでもある。
グラバー園に向かう車中で「駄目元だけど、軍艦島の予約できないかなぁ」と思い付き、助手席の手塚さんにちょっと電話してくれませんか?と依頼。何と奇跡的に予約ができてしまった!安城建築の視察は、神出鬼没なのである。
グラバー園への道中にある大浦天主堂で懺悔(ザンゲ)。
グラバー園は過去6回程度見学しているが、いつも新たな発見がある。小さな門番の建物にスタッフが噛り付く。僅か3坪程度の建物だが、この建物を造った職人のこだわりと粋が時を越えて伝わってくる。実に小さな建物だが、全く手を抜いていないのである。
小さな建物であるが、この建物を見ると「我々もマダマダこの域には達していないな」と感じてしまう。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充