10年ほど前だろうか、一度だけワシントンDCを訪れたことがある。リンカーン記念堂の前に広がる広場はとんでもなく広かったことを覚えている。その広場を埋め尽くす人々。
オバマの演説中に涙している女性もいた。
日本の人々はあの光景をどう感じたのだろうか?
リンカーン記念堂周辺には様々なミュージアムがあり、全てのミュージアムが無料開放され、観光客である私ですらアメリカの偉大さや誇りを感じた。ミュージアムの中にはドイツの強制収容所のホロコーストミュージアムもあった。
以前、この日記で少し書いたと思う「夜と霧」。
想像を遥かに超える生死の狭間の中、強制収容所で生き延びた人々の共通点は「夢と希望」を抱き続けたことだった。
オバマ新大統領の演説は、「更なる愛国心」と「夢や希望」により人々の心に再び火を燈したと思う。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充