毎週楽しみにしていた大河も終盤となり年の瀬を感じます。
西郷隆盛の故郷鹿児島は、私が中学生の時、ブルートレイン(寝台特急)にて訪れて以来、5回程訪れました。中学生の時の鹿児島は、本当に遠い処といった感じでした。飛行機ならあっと言う間ですが・・・。
西郷隆盛終焉の地である鹿児島の城山には政府軍に包囲され西郷隆盛が5日間立てこもったと言われる西郷隆盛洞窟とその近くには終焉の地があります。その場所は毎回訪れる場所で、隆盛の思いを馳せてくれます。
話は変わり、数年前に山本五十六記念館を訪れた際、最も印象に残った展示物は、周りの反対を押し切り激戦地へと向かい、撃墜され亡くなった飛行機の残骸(本物)であり、その残骸からも五十六の思いを馳せてくれます。
このお二方に共通することは、万人に優しく、誰よりも争いを避けなければと切に望んでいたにも関わらず、時代と世論の大波に翻弄され、最も避けたかった争いのリーダーとして担がれてしまったこと。
そして、終結へと向わせる為、自ら没したこと。
決して戦争を美化するつもりはありませんが、両者の人柄、生き様は尊敬に値すると思う。