安城建築

社長BLOG 2008.04.15

輸入住宅の現場監督

現場監督と言っても様々な専門分野の現場監督がいる。弊社の現場監督は住宅の現場監督に類するが、取り分け輸入住宅や西洋住宅の現場監督は、この分野の建築に対しての好奇心を持った人でなければなかなか設計士の意図を組み入れながら、造り込むことが出来ない。

逆に言えば好きならば、短期間でそのスキルを身につけることも充分に可能である。

以前、大手スーパーゼネコンのテレビコマーシャルで、「地図に残る仕事」という名キャッチがあった。スケール的には比べ物にならないが、自分たちの仕事もそれに近いものがあると思っている。その証拠に輸入住宅のルーツでもある神戸や横浜の異人館も時を経て人々を魅了し続けている。

地図にこそ残りはしないけれども、数十年後、保存活動が起こるそんな家づくりをしたい。家づくりで保存活動が起こる・・・莫大な資金を投入すれば可能かもしれないが、通常の建築費でそれを可能にすることができるのは、輸入住宅や西洋住宅の他私は思い付かない。

自分が携わった現場が孫の時代まで残る仕事はそうそうあるまい。そう言った理由から輸入住宅、西洋建築の現場監督はとてもやりがいのある仕事でもあると思う。

以前、明治時代の擬様建築をモデリングし住宅をつくった経緯がある。完成した建物を見た老人が「とても懐かしい」と言った。この一言は実に仕事冥利に尽きた。

現在、安城建築では、上記の様な住宅を共につくる仲間を募集しています。輸入住宅の現場監督とハウスアドバイザー(訪問販売は一切なし)を各1名。興味のある方は専務の浅井までお気軽に連絡下さい。輸入住宅の施工経験がない方でも好奇心旺盛の方でしたら全く問題はないと思います。弊社では輸入住宅を熟知した現場監督がコーチングしていますのでご安心下さい。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充