安城建築

社長BLOG 2013.03.02

輸入住宅第一号

弊社の創業者である浅井正一の時代からのお客様のご両親の後押しにより、息子様の家を弊社の輸入住宅第一号として私が現場監督を務め今から15年前に完成しました。

そのS様宅に先日ご訪問させてもらいました。小学生だった娘さんも二十歳を過ぎて、時の流れの速さに驚くばかりです。

輸入住宅第一号ということもあり、不慣れでご迷惑をお掛けしたにも拘らず、ご夫婦揃って、『本当にいい家で、凄く気に入っています』とお話してくれたことは、とても嬉しい限りです。

この家の完成引渡しの際、S様のご主人から『本当に素敵な家を造ってくれてありがとう』と言って両手で強く握手され、感激の余り、帰りの車の中で男泣きしてしまったことも懐かしい想い出です。

私の師匠でもある戸谷先生曰く、『ハウスメーカーは建設サービス業です。しかし、地域工務店は製造業です。工務店は営業をしなくても経営ができる建設業でなければなりません。米国では、顧客の70%以上を紹介客で得られないビルダー(工務店)は、信頼できるビルダーではないといわれています』と教えて頂きました。

まだ道半ばですが、お客様とのご縁と信頼がゆらゆらと波紋の様に広がって行く、安城建築をその様な会社にしたいと考えています。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充