先日、名古屋市のI様邸の1年点検に行って参りました。ご夫婦共、大変お忙しい方にも関わらず、家族総出で出迎えて頂きました。少々地域性の濃そうなエリアでしたので、私の一番気掛かりだった地域の方々とのことを伺うと、ご夫婦共々『いい方ばかりで本当に助かっています』と言われ、私もホッとしました。
二番目に聞きたかったことは、真夏の遮熱シートの実力です。『真夏の住み心地は如何でしたでしょうか?』という質問に対し、『真夏、全館空調の設定温度を29度にしていますが、家族だけで居ると少々寒い程です』とのことでした。名古屋の猛暑は全国有数ですが、その中心部のエリアにも関わらず、このご感想は驚異的でした。
遮熱シートは出来上がってしまえば目にもみえませんし、国の定めるZEHにも数値が反映することはありませんが、(日本では断熱という考え方のみで、外部からの熱を遮熱するという考え方自体がありません)世界の先進国では常識となっています。
以前この日記でもご紹介しましたが、遮熱性能だけでは無く、ほぼ100%の紫外線(UV)及び電磁波を遮断する効果があります。因みに日本における携帯の基地局アンテナから出ている電磁波の基準は、極めて基準が緩いそうです。
※参考資料
■国/市 規制値
ザルツブルグ(オーストリア) 0.0001μW(マイクロワット)
パリ 1.0μW
モスクワ 2.0μW
ブリュッセル 2.0μW
ロシア 2.4μW
スイス 4.0μW
中国 6.6μW
イタリア・ポーランド 10.0μW
オーストラリア・ニュージーランド 200.0 μW
日本 600.0μW
出典:荻野晃也著「健康を脅かす電磁波」(緑風出版)