空調は大きく分けて3種類あります。
・全館空調システム
・簡易全館空調システム(ルームエアコン1台)
・各部屋ルームエアコン
それぞれのメリットデメリットは下記の通りです。
1. 全館空調システム
□メリット
⇒家中何処に居ても快適
⇒冷暖房の立ち上がりが早い(但し、安価な全館空調は馬力を落としている為、注意が必要)
⇒見た目がスッキリ
⇒高性能な全館空調で電子式エアクリーナーの場合、ウイルスより小さなタバコの煙まで除去
■デメリット
⇒各部屋での微妙な温度調整が基本出来ない(出来るタイプもあるが更に高価)
⇒故障した場合、全室空調が効かなくなる
⇒修理費が高い
⇒入替の際、新築時同等程度の費用が掛かる(平均対応年数15年)
⇒安価なシステムの場合、フィルターの性能が低い為、ダクト内にホコリが溜まる(一旦溜まったダクト内のホコリは除去出来ない)。又、価格を抑える為、機械の空調能力を(馬力)を落としている為、立ち上がりと真夏の効きが悪い
⇒電気代が安いとは言えない
2. 簡易全館空調システム(ルームエアコン1台)
□メリット
⇒全館空調システムより安価
⇒修理費が安価
⇒見た目がスッキリ
⇒電気代は比較的安価
■デメリット
⇒設置費用は全館空調より若干安価な位
⇒ルームエアコンを酷使する為、故障頻度が多い
⇒各部屋へのダクト毎(10箇所~14箇所程度)にファンのモーターが設置されているので、後々そのモーターが順番に故障するので修理も面倒
⇒能力(馬力)が低いので冷暖房の立ち上がりが遅い
⇒各部屋での微妙な温度調整は出来ない
⇒本体が故障すると全室空調が効かなくなる
3. 各部屋ルームエアコン
□メリット
⇒本体も電気代も安価
⇒冷暖房の立ち上がりが早い
⇒一箇所故障しても他の部屋に避難出来る
※製品によっては外気との換気及び加湿機能を搭載したものもある
■デメリット
⇒設置していない部分且、ドアで閉ざされた場所は効かない
⇒吹き抜けに設置する場合、冬場の暖房の暖気が天井に上がってしまい、リビングの効きが悪い
⇒見た目が悪い(室内外共に)
※但し先行配管をすれば屋外の見た目の悪さは回避出来る