現場監督の浅井です。

初めてDW(ドライウォール)の吹付けの様子を撮影させていただきました。

DWの場合、通常のPB(石膏ボード)と少しだけ形が異なるテーパーPBを使用します。
継ぎ目にはテーピングとパテ処理(3回ほど)を施しますので気密性にも優れています。←本来はひび割れ防止で行っています!

1枚目の写真のように仕上がるまでに家の大きさや季節にもよりますが約7日~10日ほどかかります。

そしてパテ処理が終わった段階でいよいよテクスチャーの吹きつけです。
テクスチャーは水と石膏を混ぜたもので専用の機械で行います。

吹きつけの距離とテクスチャーの大きさは職人さんの感覚で、半日ほどで壁・天井全て完了します。
1日経てば固まるので、仕上げにお好みの色を塗装してDWの完成です。
ここまでで約2週間程の工程になります。

この職人さん、米国のカスタムハウスを専門に手掛けていた設計士さんより紹介されたベテランドライウォーラーの元で修行し、ドライウォーラー歴26年の超ベテランで日本で一番ドライウォールの施工実績がある方です。

完成してしまえば隠れてしまう部分ですが、この職人さんがどれ程丁寧かは施工中のパテの使用量から解ります。

ドライウォール施工現場の見学会も随時開催しておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さい。

今後も色々な工程の現場レポートをお届けしますので、お楽しみに!

現場監督・浅井政慧