あれからちょうど10年。

ここ愛知県でも、めまいのようなゆっくりとした揺れを感じたのを今でもはっきりと覚えています。

生まれてから今まで、私は幸いにも大きな地震を経験することなく生きてきましたので、マグニチュード9という地震は未知の恐ろしさです。

被災者の方々の声を、決して他人事ではなく、いつ襲ってくるか分からない自然災害への備えとして活かしていかなければと思います。

昨日テレビ番組で、『桜ライン311』という活動について特集されていました。

番組によると、3.11の津波で大きな被害を受けた陸前高田市は過去にも2度大きな津波に見舞われており、

先人が“これより低い土地に家を建ててはいけない”という石碑を残していたそうです。

ですが、今の住民がその石碑の存在を知ったのは東日本大震災の後だったと言うのです。

守れたはずの命が失われてしまったことはとても辛く、大切な人を亡くされた方々の悔しさを想像すると切ない気持ちになりました。

『桜ライン311』はこの震災の被害を後世に伝え、津波から未来の人々の命を守るため、津波到達地点に桜の木を植える活動です。

https://www.sakura-line311.org/

私一人の寄付など何の役にも立たないかもしれませんが、何十人・何百人となった時の力を信じて。。。

インテリアコーディネーター・堀田