アンティークショップでは、世界の国でそれぞれの国の人が使い、それを受け継いだ人からさらに次の人へと渡り、何人目の所有者となる人を待っているかのように陳列されています。
反対にまだまだ使うことができるにもかかわらず、その役目を終える前に処分されているものがあります。
同じ人の手によってつくられたものなのに、どんな違いがあるのでしょう。

たとえばクラシックカーは、性能も、品質も現在の車とは比較にならないレベルです。
なおかつ、維持費もかかります。
アンティーク家具と言えば、傷だらけの変色したものだったりします。
新しいものが次々に生まれていく中で、どうして時代に比例しないものにお金を払って手に入れるのかは、「これがほしい」という人の感情、価値観がそこにあるからだと考えられます。

レトロ・ウエスタンとは、昔を懐かしみ、心地よい印象を受ける西洋建築の普遍的なデザインでつくられた建物です。