平屋スタイル
日本では敷地の規模の関係等でワンストーリー住宅(平屋)を多く見かけるのは市街地から離れた地域となりますが、米国では専用のプランブックが販売されているように一般的な住宅として普及しています。
日本で一般的な4人家族の規模の家を建てるとすると、延床面積で30坪から35坪程度が必要となるため、建ぺい率が通常60%とすると敷地面積は50坪以上でないと計画をすることができません。
またコスト面からすると2階建てに対して平屋では、基礎と屋根の面積が倍近くとなることから、予算の上積みが必要となり、2階建てへの住宅計画に変更となることがよくあります。
平屋の一番のメリットは、何といっても機能性のよさです。
2階の居室にいく必要がなく、階段の上り下りがなくなります。
リビングからプライベートルーム、プライベートルームからバスルームへとスムーズに行くことができます。
まさにストレスフリーの住宅計画と言えるでしょう。