ヴィンテージスタイルは、1950年を中心として1940年~1960年代にデザインされた家具や建築物を指し、時代そのものを表す言葉としても使われます。

デザインの特徴は、曲線を多く使用して明るいカラーで表現されたものとなります。
椅子やテーブルは、シンプルさの中に直線と曲線をバランスよく取り入れた飽きのこないデザイン。
ソファは革製のボディに木製の肘掛けを組み合わせて、座面を低めにしたものが多く見られます。

空間の変化を楽しむ演出として、壁の一面あるいは部分的に石を貼ることも。
丸みのあるテーブルランプ、モダンなイメージの照明器具、現代的なアートや小物などが、全体の雰囲気をミッドセンチュリーたらしめるアクセントとなります。
1950年前後の時代を色濃く反映したヴィンテージスタイル。
当時の米国に憧れを持ち、自分のライフスタイルに反映したいという人にとっては、代わるもののない魅力があるに違いありません。